
品質管理の徹底により、安心・安全な製品をご提供いたします。
溶接の製造現場において製造物の欠陥や不良が出た場合、手直しに時間を費やし商品価値も下がってしまいます。
特に密閉容器や多層盛り溶接においては注意が必要になります。
マツモトでは「安心で安全」な製品をご提供できる様、細心の注意を払い作業いたします。
溶接電流・アーク電圧の管理
通常、溶接機とワーク(溶接物)とは一定の距離が有り、目視での電源管理は難しくなります。
マツモトでは溶接見張り番として、常にワーク付近に電流系とリモコンを設置。溶接条件に応じて常に適切な電流電圧管理をし、又表示値を通じて、溶接の不具合を監視しています。


シールドガスの管理
半自動溶接、TIG、MIG溶接において、シールドガス切れは即時ピット・ブローホールなどの不良に繋がります。
マツモトではガス見張り番としてガス切れ警報装置を設置し、ガスが切れる前に充ビンに交換して溶接部の欠陥を未然に防ぎます。



温度管理
溶接は溶接素材・工法において温度管理が必要となります。
マツモトでは非接触温度計や各種温度チョークを用いて、溶接部の予熱や後熱、多層盛り時などのパス間温度を計測し、溶接後の低温割れ等を防止します。

接合部の清掃
溶接接合部の異物はさまざまな不良を引きおこすので注意が必要です。
マツモトでは溶接前に脱脂・洗浄を行ない異物や酸化被膜・油分等を、部材の時点で除去します。
